ZOC

　3月をもって現体制で活動を終了しているアイドルグループ・ZOCが3月31日、公式サイトを更新。雅雀り子が3月31日をもって、ZOCを脱退し、退所することを発表した。 【画像】ZOCから雅雀り子が脱退　長文の文面でファンやメンバーに感謝 　公式サイトでは「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。この度、雅雀り子が3月31日をもちましてZOCを脱退、退所する運びとなりました」と報告。「これまでお世話になりました皆さまへ心より感謝を申し上げると共に、突然の発表となりましたことをお詫び申し上げます」と伝えた。 　続けて「改めまして、ZOCは現体制終了とし、当面はグループとしての活動は休止、ZOCの楽曲を引き続きお楽しみいただける体制が整い次第、活動再開を目指して参ります」と改めて発表。最後は「メンバーそれぞれがファンと関係者の皆さまへの感謝を胸に、これからも活動を続けて参りますので、今後ともZOC並びに雅雀り子を温かくご支援いただけますこと、心よりお願い申し上げます」と結んでいた。 　X（旧ツイッター）を更新した雅雀は「本日をもちまして、私雅雀り子はZOCを脱退、TOKYOPINKを退所する運びとなりました」と伝える。「突然のお知らせとなってしまい本当に申し訳ございません。理由につきましては具体的に説明することがどうしても難しく控えさせていただけたらと思います」とメッセージ文を掲載していた。 　ZOCは、シンガー・ソングライター大森靖子を中心に2018年に結成。大森が“共犯者”としてプロデュースし、メンバーとしても活動する。雅雀は、今年4人目の脱退者となる。 ■雅雀り子コメント 私アイドル楽しかったです!!!まさかアイドルになるなんて1ミりも思ってなかったし、向いてなさすぎる!って思ったりもしたけれど、いやいやこんなにステージでみんなに会えてうれしくなれちゃうんだもん超アイドルだよねりこ！ってみんなのおかげで思えるようになりました。2OCは私の踊りや振付をどんどん拡張してくれる存在でした。 何度も言いますが私にとって家族やバレエの先生以外でこんなにたくさんの時間を共有した人達はZOCのみんなだけです。だからとっても大切に思っていました。カレンもにっちやんもまろものどかもあいみも、そして靖子ちゃんも。私はみんなが大好きです。友達とか仕事仲間とかそういう枠組みで捉えていませんでした。結粋にみんなが素敵に生きていけたらいいなって願える仲間でした。今もそう思っています。 もっと大切にできる方法があったかな、あそこでこうすればよかったのかな、とか正直いろいろな反省たくさんあります。結果的に私は何もできていなかったのでしょう。今でも腑に落ちないことや悲しいこともたくさんあります。でも思い返すとこんなに楽しくて面白いことある!?ってくらいきらきらな時間がたくさんあった。 この場所で学べたことが本当にたくさんあります。それはこの先続く舞踊人生にとても役に立つことばかり。経験は宝です。そしてその宝物を手に入れられたのは、狭い狭い世界で踊っていた私を夜のお散歩に連れ出してくれた靖子ちゃんのおかげにかわりありません。本当にありがとうございます。少し歩き続けすぎたみたいで、いつからか花の色も風の匂いも土の温度も感じられなくなってきちゃった。こんな風に一緒にお散歩するのをやめてしまってごめんなさい。でも本当にとても楽しかった。美しいものをたくさん見られてうれしかったなぁ。一生忘れません。 そしてなにより、ファンの皆様。自分でも流石にアイドルとしてどうなのって自分のこと思い続けてました。でもこんな私を大好きってたくさん言ってくださって、青い光を灯してくださるみんながどんなに心強く大切だったか！言葉では表し切れないです。本当にありがとう。私に会うために生きてるよとかセープポイントだよって言ってくれていて、私ちゃんとそれに見合う存在になれてたかな。なれてたらいいな。紛れもなくあなたも私のセープポイントです。大好きです。 今後は山之口理香子として舞活動を引き続き頑張って参ります。アイドルとは全然違うし少しとつつきにくい印象かもしれないけれど、これからもみんなが興味を持ってくださるような面白くて楽しくて素敵なものを創り出していけたらなと思います。 3年半本当にありがとうございました。