【2024ドラフト直前情報】競合覚悟か独自路線か残る11球団の戦略は
記載の表は09年以降、1位1回目で最多入札された選手の一覧である。20年には左の大砲・佐藤輝明(当時近大)、即戦力左腕の早川隆久(当時早大)と大卒の投打2人にそれぞれ4球団が指名した。今年も同様の傾向となるのか。はたまた、10年の大石達也(当時早大)、17年の清宮幸太郎(当時早実)のように半数以上の指名を占める一極集中の結末を迎えるのか。重複を割けて単独指名に踏み切る球団が現れても不思議ではない。 2位以降はウエーバー方式で指名が続く。先陣を切るのはパ・リーグ最下位の西武だ。昨年は3球団競合で武内夏暉(当時国学院大)の交渉権を獲得。打線が課題の中、どのようなドラフト戦略を展開していくのだろうか。
夢への扉が開くドラフト会議。選手はもちろん、各球団にとっても未来を大きく変える「運命の日」が間もなく始まる。
週刊ベースボール