デジタル戦略の要、データセンター新設が追い風の12銘柄
半導体とともに政府のデジタル戦略の要であるデータセンター。政府の補助金が追い風となって、地方進出が広がっていく可能性がある(イメージ写真:JackF/PIXTA)
経済産業省は5月末の「半導体・デジタル産業戦略」改定案で、企業が新たに北海道と九州にデータセンターを設置した場合、開設費用を補助する方針をまとめた。また、一部報道によれば、費用の半額を補助するといい、補助費は2023年度予算から455億円を計上する。このような地域を限定した補助金は珍しい。 半導体工場では、世界最大の半導体受託製造企業の台湾TSMC( TSM )が熊本県菊陽町に新工場を建設中、第2工場も熊本県で検討中という。北海道でも、国産半導体企業として国内8社などが出資し2022年8月に設立したラピダスが、千歳市に最先端半導体工場の建設を開始したと発表している。 データセンターは、半導体とともに政府のデジタル戦略の要であり、半導体同様データセンターも今後、地方進出が広がっていく可能性がある。
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野津 滋