「自力脚落ちてる」前日に自己分析した不破将登、番手でスピードもらって一番時計!「後ろだと自分と対話できる」/いわき平競輪
いわき平競輪場で4日から開催されているナイター「東スポ杯・スピチャンスカパー杯(FI)」。初日9レースに出走した不破将登(36歳・岐阜=94期)に話を聞いた。 初日は橋本優己(25歳・岐阜=117期)に任せてのレース。その橋本にスピードをもらって中を強襲した。上がり11秒4は一番時計だった。 前検日には「自力脚が落ちていると感じる。ミスすることが多くなった。前回の最終日は自力を出せたけど苦しかった」と話していたが、目標がいれば話は別。 「人の後ろだと自分との対話ができる。自力だと相手がいるので、他のことを考えられないんですよ。人の後ろは追走に集中していられるので」 自力型と追い込み型の違いは、こんなところにもあるのだと気付かされたコメントだった。(アオケイ・市川記者)