阪神 先制されたら14連敗…岡田監督「1点は普通はそんな重ないんやで」
◇セ・リーグ 阪神1ー2DeNA(2024年7月5日 甲子園) 阪神は延長10回に勝ち越しを許し2連敗となった。試合後、岡田監督はまたもDeNA・ジャクソンを攻略できなかった打線などについて言及。以下は一問一答。 ――延長戦も多い。リリーフ陣には酷か。 「そら酷よ。1点では。お前」 ――延長戦16回目。セ・リーグで一番。 「ああそう。点とれへんからやろ。それは」 ――ジャクソンは以前から差されると。 「一緒やなあ。きょうも」 ―ータイミングというより単純に真っすぐ。 「真っすぐにあれやろ」 ――いつも口酸っぱくいっている。 「そら、毎回いうてるやんか。ストレートいうて」 ――7回、ビハインドで桐敷を投入。ここは絶対に勝たないといけない。 「そうや。なあ。まあ、もう一回な、早いところで同点に追いついとったら、だいぶちごたけどな。小幡のとこでな」 ――苦しい展開というか。 「苦しいてお前、そんなんずっとやんか」 ――昨年から牧のことはずっと言ってる。 「なあ、2球とも初球やろ?石井も最後オースティンに簡単にな。もうちょっとお前慎重にいけって思うけどな。ワンストライクの後。初球ばっかりな」 ――ミーティングでも言ってる。 「毎回言ってるやん」 ――ミーティングもしっかりやっている。 「ふふっ。そんなもん毎回言うてるやん」 ――なかなかうまくいかない。 「うまくいかないて、だってボールからでもええわけやんか。別に初球な、絶対ストライク取らなあかんあれもないんやし。もうちょっと慎重にのお、初球をお前、投げたらいいだけの話やけど」 ――昨日と今日と続いた。 「いやいや、そらもうなあ、勝てるゲームかも分からんで、2つともな。そういうことやんか。チャンスで誰かが一本ポンと打ってたらな、そら全然違うわけやからな」 ――攻撃面で悔いが残るのは五回の1死三塁で近本。 「だから言うてるやん、そこで追いついとったら全然違うっていう。追い越せんもんな、やっぱりなあ。うーん」 ――どうしても先制されると反発する力がない。 「ああ、そらないない、そらお前」 ――先制点が重い。 「いやいや重いっていうか、1点は普通はそんな重ないんやで、そんな先制点言うても。そんな、昨日のゲームにしても、最少点でお前、1点でしのいでるわけやからなあ。そんな普通やったら、そんな重ないよ。結果的に重なってしまうんやろ、結局は。1点が重なってしまうんやからなあ」 ――1点勝ち越されたらああと思ってしまう。 「そら重いからや、反発力ないし、それはずーっとやんか」 (自ら) 「おんなじことばっかり言ってるな」 ――森下も変わらないか。 「同じやん。守りがあるからな」 ――延長戦は守りも必要だから総合的に森下を起用。 「そうやん」