NewJeans、ファンに個性溢れるモーニングコールをプレゼント<NPOP>
韓国のK-POPバラエティプログラム「NPOP」(エンポップ)にやってきたNewJeansの2回目は、前回に続き、オンラインでファンとコミュニケーションしながらクイズに挑戦。それぞれの個性的なモーニングコールも披露し、笑いっぱなしの5人。バラエティのスキルも存分に発揮した。 【動画】「NPOP」でのBTS・V 「Love Me Again」特別パフォーマンス ■グループ名に込められた意味 「NPOP」は、韓国のNAVER社とPLAYLIST社が制作の、アイドルとファンが一緒に作っていく月刊チャートショー。NCT、RIIZE、IVE、TOMORROW×TOGETHERなど、人気アイドルが続々と登場する、K-POPファン必見のプログラム。韓国ではNAVER NOW.を通じて生配信されており、日本ではHuluが独占配信中。毎週水曜夜8時15分に新エピソードの字幕無し版が配信され、字幕版は翌木曜日に追加されている。 また、「NPOP SPECIAL」として、BTSのVがこの番組の為に特別にパフォーマンスした「Rainy Days」「LOVE ME AGAIN」「Slow Dancing」も、同じくHuluにて公開中だ。 NewJeansは、韓国人のMINJI(ミンジ)、HAERIN(ヘリン)、HYEIN(ヘイン)、オーストラリア系韓国人のDANIELLE(ダニエル)、ベトナムとオーストラリアの二重国籍を持つHANNI(ハニ)の5人組多国籍ガールズグループ。2022年に韓国でデビュー。グループ名には、「時代を問わずに老若男女に愛され、いつ履いても飽きないジーンズのように、時代のアイコンになる」という抱負と、「“New Genes(新しい遺伝子)”になる」という覚悟が込められている。 ■メンバー間のジェネレーションギャップが発覚 数々のミッションに挑戦する空間“STAY N”で「コネクションクイズ」に挑戦中のNewJeans。第1ラウンドのメンバーだけで答える問題で、子音だけの歌詞を見て曲のタイトルを当てるクイズを、前回次々と即答で正解した彼女たちだったが、3問目は今までより長文で苦戦気味。 答えに悩んでいると、突然照明が落ちてブザーが鳴り始め、驚いた5人はフリーズ。しかし、これはオンラインで見守っているファンがクリックしたハートの数が一定数に到達した為、ヒントのアイテムがメンバーに贈られる合図だった。メンバーは安心した途端、「びっくりしたー!」「閉じ込められたかと思ったよ!」と大騒ぎ。獲得したヒントアイテムは、「ファンのチャットを参考にしてOK」というもの。ファンに助けられて、正解する事ができた。 その後、彼女たちのMVからのクイズを経て、「昔の物クイズ」に。フロッピーディスクの写真が映し出され、誰もわからない中、「USBの前の物なのは知ってるけど、正式名称がわからない」と言うMINJI。「SDカード」と答え、不正解。正解を聞き、「私がそう言ったのにー!」とHANNIが叫ぶ。皆で正解を悩んでいた時、確かに彼女は「フロッピーディスクかな?」と言っていたが、全員スルーしたのだった。 2問目は、携帯電話の電池。またまた皆が悩み始めたが、突然DANIELLEが「わかった!」と大声を。「昔は携帯電話に電池をこうやって入れたの」と、手振り付きで説明を始めた彼女。するとMINJIも思い出したようで、昔の携帯は後ろ側が開けられて、電池の入れ替えができたことを話すと、他の3人はビックリ。特に一番年下の08年生まれのHYEINは「ホントに!?」「壊れてるんじゃなくて?」「どうやって携帯を開くの!?」とカルチャーショックを受けた様子で、口が開きっぱなしに。04年生まれのMINJIとのジェネレーションギャップが発覚した。 ■いちばん手が大きいメンバーは? 第2ラウンドは、ファンが答えるクイズ。メンバーが答えを教えるのはNGだ。「厳しく見てますよ」とメンバーに注意するDDの天の声に、「どこから見てるのよ!?」と、可愛く抗議する5人。1問目は、「いちばん手の大きなメンバーは?」。ファンからの答は、MINJIが多め。それぞれ手を合わせて確認すると、親指の長さの差でMINJIが一番大きかった。 2問目は、「メンバー中3人以上、10秒で10回、左右交互にウィンクできるかできないか」。ファンの答は「できる」。まずはMINJIが成功。続いてHYEIN、HAERIN、HANNIも成功。ラストのDANIELLEも、閉じた目に合わせて首も一緒に傾けながら何とか成功し、3人以上どころか全員クリアで大正解となった。 ■笑いが絶えなかった、それぞれのモーニングコール ここでまたファンからのハートゲージが溜まり、アイテムがやってきた。今回のアイテムは、ボーナスミッション。「朝起きられるように、モーニングコールを作って」というお願いに、「追われてる感じにしよう」とMINJIが言うと、4人も「面白そう!」と大ノリ。「早く起きなきゃ!今すぐ起きてー!!!!」と大熱演で、切羽詰まった感じを出して大声で叫んだ。 すると、ファンから「お姫様バージョン」のリクエストが。そこでDANIELLEがお姫様感たっぷりに登場し、「今、お起きになられましたか?」と優雅に語りかけた後、「起きてNew~」と歌い上げ、メンバーは大笑い。「妖精バージョン」をする事になったHYEINは、恥ずかしくて途中で心が折れた。それをメンバーたちがBGMで盛り上げ、「起きなかったら、後でものすごく後悔しますよ!」と、プレッシャーをかけるモーニングコールを。 HYEINとHANNIは2人でする事になり、ファンからリクエストを募ると、「ロボットバージョン」というコメントが。ロボットのような動きで登場した2人は、「寝坊デスヨ。起キナイト」などロボットトーンで話し、メンバーは「これはレジェンド級!」とまたまた大笑い。ハマって皆でロボットのマネをし始めた。バラエティセンスも抜群だ。 ■“STAGE N”では「ETA」を披露 今回の“STAGE N”では「ETA」を披露。「ETA」とは、「到着予定時間」という意味のスラング。友だちの彼氏が浮気している現場を見て、浮気を信じないカノジョである友達に「What’s your ETA?」=「いつ着くの?」と尋ねている内容の歌だ。今回のステージでも、パフォーマンスの前に、「彼氏が浮気してるのを教えて、もう会うのをやめるように友達が言っても、カノジョは聞く耳を持たない」という寸劇をサイレント映画風に見せる演出で、歌の世界観を盛り上げた。 ◆文=鳥居美保