69試合目で自力V消滅・オリックス、31勝36敗2分けで借金「5」ソフトバンクと今季最大の15.5ゲーム差”デッドライン”越える
◇26日 オリックス1―5ソフトバンク(京セラドーム大阪) リーグ3連覇中のオリックスは、今季69試合目にして”自力優勝”の可能性が消滅した。シーズン折り返しにも届いていない段階で、4連覇へかなり厳しい状況に追い込まれた。 先発の東は立ち上がりに栗原の先制6号2ランを浴びると、1点ビハインドの6回に先頭の近藤に四球、柳町の右前安打で無死一、三塁とされたところで降板。救援の吉田は正木に左翼へ適時打を打たれ、追加点を与えた。東は5イニング0/3を7安打3失点だった。 「状態としては悪くはなかったと思いますが、ボール先行カウントになってしまうことが多くなってしまいましたし、初回のホームランを打たれてしまったところを反省しなければいけません」 東は今季の初登板でデビューから8連勝をマークし、その後は3連敗。それでも交流戦で2勝無敗だったが、首位を独走するソフトバンクを止められなかった。 これでオリックスは31勝36敗2分けで借金「5」。ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の15・5に開いた。プロ野球の歴史で過去最大差の逆転優勝は1963年西鉄の14・5ゲーム差だった。この”デッドライン”を越えてしまい、残り74試合に全勝しても、ソフトバンクがオリックス戦の残り16試合に全敗したとしても、他カードの残り60試合に全勝すれば、オリックスを勝率で上回ることになる。
中日スポーツ