阪神・金本監督が気になる他球団の5人
中日は25日からの開幕カード(京セラドーム)の相手だ。大野雄大(27)は、開幕投手として内定している。各球団の監督は、この日改めて、それぞれ開幕投手を公表したが、谷繁元信監督(45)だけが、あえて「2月1日に本人には伝えていますが、ここでは言いません」と公表しなかった。 「昨年は(開幕から)3連敗しているカード。なんとか、昨年の借りを返したい。金本監督のあせる顔をみたいですね」と、谷繁監督から挑発されると金本監督も受けて立った。 「うちは(開幕は)メッセ。(中日の開幕は)大野でしょうけどね。1年間考えていくうえで、大野クラスを打たないとどうしようもない。(開幕戦で)大野を打って、谷繁監督がイライラしている顔をみたいですね」と応戦すると、谷繁監督も苦笑いを浮かべた。 「まずまず、順調とは思います。外国人の声出しも、こちらは何も言っていませんが、選手が率先してやって全体のいい雰囲気を作ってくれた印象があります。若い選手のやる気、がつがつ感を感じています。中堅もうかうかしていません。 (藤川球児?)皆さんはリリーフでと思っていたのかもしれませんが、リリーフには若いピッチャーが多いので、先発でどうやと球児に言ったところ、両方できるようにしておきますということでした。肘を手術していますし、リリーフで連投するよりも、週に一度、6、7イニングをきっちりと投げる方が、彼の体のためにもいいと思います。昨日の(日ハム戦も)5回をゼロです。期待しています。 (新外国人の)ヘイグも、元々ずっといいんですよ。(抑え候補の新外国人のマテオ?)凄く変則で、右打者はかなり怖いんじゃないですか。右は抑えてくれそうなので、今から左打者対策を一緒に考えていきたい」 金本監督は、トークイベントで、ここまでの“超改革”の手ごたえをこう説明した。 3・25開幕まで残り10日。3人の新監督を含む、40代の監督がズラリと揃ったセ・リーグで、金本監督はどんな手腕を披露してくれるのだろうか。