熊本県内のほとんどの観測地点で「冬日」となった23日、阿蘇市の古閑の滝で流れ落ちる水が凍りました。

流れ落ちる水が凍った古閑の滝(23日・阿蘇市)

落差約100メートルの古閑の滝。流れ落ちる滝の水が凍り、幻想的な氷の柱を見せていました。阿蘇市乙姫では、23日の最低気温が氷点下7.8℃と、平年を6℃近く下回りました。 ■菊池市から訪れた人 「これを見たら冬が本当に来たんだなと」 23日の熊本県内は、強い冬型の気圧配置の影響で寒波が押し寄せ、あさぎり町で氷点下6.6℃を記録するなど、ほとんどの観測地点で「冬日」に。各地でこの冬一番の冷え込みとなりました。

古閑の滝(23日・阿蘇市)

熊本地方気象台は23日、熊本市で「初氷」を熊本市で観測したと発表しました。平年より21日遅く、昨シーズンより5日遅い観測です。民間の気象会社ウェザーニューズによりますと、24日朝の冷え込みは23日より和らぐものの、25日は再び広い範囲で、最低気温が氷点下となる見込みです。