積み荷の有害物質を海洋へ放出 口之島沖で座礁の韓国船籍タンカー 鹿児島県・口之島沖
鹿児島テレビ
十島村の口之島沖で座礁した韓国船籍のタンカーに積まれている、有害物質「シクロヘキサン」の海への放出作業が、6月5日始まりました。 2024年4月、口之島沖で座礁した韓国船籍のタンカーに積まれた有害物質「シクロヘキサン」について、サルベージ会社は当初、船体からの抜き取りを検討していました。 しかし船体が2つに割れ、安全な作業が難しくなったとして、自治体や地元関係者の合意を得て海に放出することになったものです。 10管本部によりますと、放出作業は5日朝9時すぎから始まりました。 今のところ被害の報告はないということですが、作業完了のめどはたっておらず、10管本部では現場周辺を監視するとともに、付近を航行する船に周辺海域に近づかないよう呼びかけるということです。
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