ドジャース同僚が大谷翔平に仕掛けた“ドッキリ”を告白「信じられない!って表情をしていたよ」
◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(22日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャースのミゲル・ロハス内野手(35)が22日(日本時間23日)、試合前に日本メディアの取材に応じ、21日(同22日)の本拠地・Dバックス戦の中で大谷翔平投手(29)に仕掛けた“ドッキリ”の内容を明かした。 前夜の試合の8回。大谷がベンチから打席に向かおうとすると、ヘルメットをかぶり、バットを持って準備万端のロハスが大谷を制してベンチを出た。大谷は驚いた表情を浮かべ、隣にいたT・ヘルナンデスは大爆笑するという場面があった。 ロハスは「俺はいつもチームではみんなが楽しくいられるようにと思っているんだ。春キャンプに翔平(大谷)と由伸(山本)がチームにやって来た時、彼らがここで心地よく感じたり、たくさん笑ったりするのはとても重要だと思った。チームが負けた時も、俺は翔平にジョークを言うようにしているんだ。彼が前夜にバントをした相手(マンティプライ)がブルペンでウォーミングアップしていたから、冗談で彼に今日はバントはしない、俺が君の代打で出るよって言ったんだ(笑い)。彼は驚いて監督の方を見たよ。監督が、俺が彼の代打で出るって伝えに来ると思ったからだ。で、プランク(冗談でだます)だって分かったけどね」と説明。「いいタイミングだったと思うんだ。左投手だったし、彼がちょうどダグアウトから出てきた時だったからね(笑い)。俺が彼の代わりに打つって聞いた時は信じられない! って表情をしてすごく驚いていたよ」としてやったりの様子だった。 さらに「昨年、同じことをフレディー(フリーマン)にもやったことがあるんだけど、彼は俺のことをよく知っているから引っ掛からなかった(笑い)。その時も左投手が相手で、彼よりも俺が先にバッターズサークルの方に歩いて行ったんだ。そしたらフレディーが、おいおい、戻れよって(笑い)。俺は試合に負けた時でも楽しくしたいと思っている。もちろん勝つために準備をしているけど、シーズンは長いから一つ負けてもまた取り返して頑張ろうと、楽しむことも忘れてはいけないと思う」と続けた。試合に出ていない選手も“貢献度”は高い。ドジャースが強い理由、雰囲気がいい理由がそこにある。
報知新聞社