チーボン・クラーク、マッカーシー戦後に世界王座挑戦を見据える | ボクシング
クルーザー級のチーボン・クラークが近い将来の世界タイトル挑戦に意気込んでいる。
英国クルーザー級のプロスペクト、チーボン・クラークが近い将来の世界タイトル挑戦に意気込みを見せている。 クラークは日本時間1月28日(日)、ベルファストのアルスター・ホールで元欧州王者トミー・マッカーシーと対戦する。この一戦はルイス・クロッカー vs ホセ・フェリックスのアンダーカードとして行われ、DAZNから生中継される。 無敗記録を7戦まで伸ばしているマッカーシーは、クラークにとってこれまでの対戦相手とは一線を画すファイターだ。だが、アルスター・ホールで勝利を掴みさえすれば、元オリンピアンのクラークは遅かれ早かれトップレベルのリングに立つことになるだろう。 世界王者への挑戦機会が巡ってきたなら、クラークが望む対戦相手は、WBOクルーザー級王者クリス・ビラム=スミスだという。 クラークとビラム=スミスは過去アマチュア時代に2度戦ったことがある。クラークは"ザ・ジェントルマン"と再び対戦する可能性について確信を深めている。 「ビラム=スミスはずっと勤勉に取り組んできた」とクラークはスカイ・スポーツに語った。「私たちは二度対戦し、GBボクシング(アマチュアボクサーのチーム)入りを目指して共にトライアウトをした。結果私はその道を進み、彼はプロ転向を果たした。きっと近いうちにまた道が交差することになるだろう」 今年5月にローレンス・オコリーを破りWBOのベルトを獲得したビラム=スミスは、昨年12月にマテウシュ・マスターナクを下して初防衛に成功した。現在はプロキャリア唯一の敗北を喫したリチャード・リアクポーとの再戦が期待されている。
Matt Astbury