早大、逆転負けで6度目の優勝逃す 小宮山監督「ここというところで、ねじ伏せられた」/大学野球選手権
全日本大学野球選手権最終日(16日、青学大2-1早大、決勝、神宮)早大が1999年以来の青学大との決勝対決に臨んだ。四回に四球を機に、連続敵失で先制したが、無死三塁から追加点を奪えず。逆に青学大に五回に3本の長短打を浴び、逆転された。その後の好機を生かせず、13残塁で2015年以来6度目の優勝はならなかった。 4番で主将の印出太一捕手(4年、中京大中京)は、「チャンスに一発で決め切れる力がない」と分析し、準決勝で逆転3ランの3番・吉納翼外野手(4年、東邦)は、好守備で失点を防いだが、自身の4打数1安打も含めて「チームとして仕留め切れない。対応する力が…」と唇をかんだ。 小宮山悟監督は、「先発の鹿田(泰生投手=4年、早実)は、長くて三回と思っていたけど、よくて続投させた。すばらしい、責められない。ここというところで(打線が)ねじ伏せられた。(四回無死三塁から連続三振のように)普通にやらなければいけないことができない。秋に反省を生かしたい。夏に克服できるか、でしょう」と話した。