アレック・ボールドウィン被告、子ども7人大家族でリアリティー番組出演 撮影中の銃誤射で起訴
撮影中に小道具の銃を誤射してスタッフ2人が死傷した事件で、過失致死罪で起訴された米俳優アレック・ボールドウィン被告(66)が、家族の日常を追うリアリティー番組に出演することが明らかになった。 【写真】死亡した撮影監督のハリーナ・ハッチンズさん ボールドウィン被告は、2012年に結婚した妻ヒラリアさんとの間に10歳の長女を筆頭に8歳、7歳、5歳、3歳の男女、そして一昨年誕生した生後19か月の末娘の7人の子どもがいる。 米ABCニュースによると、夫妻はリアリティー番組に特化したチャンネルTLCで、来年放送がスタートする「ザ・ボールドウィン」で、大家族の飾らない日常を披露するという。 同被告は4日にインスタグラムに子どもたちが家の中を走り回る様子などを収めた動画を投稿し、「私たちの家に皆さんを招待し、浮き沈み、良いことも悪いことも、ワイルドでクレイジーなことも体験してもらいます」と番組制作を発表した。 同被告は、2021年10月に米ニューメキシコ州サンタフェで行われていた映画「ラッシュ」の撮影現場で、小道具の銃を誤って発砲し、撮影監督が亡くなり、ジョエル・ソウザ監督が負傷する事件を起こした。 今年1月に過失致死罪で起訴され、7月に初公判が開かれることになっている。同作で武器担当だったハンナ・グティエレス被告は、4月に過失致死罪で有罪評決を受け、禁錮1年6月の判決が下されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)