インドネシア大統領選、14日に 米中や周辺国、外交を注視
【ジャカルタ共同】インドネシアの大統領選が14日に行われる。プラボウォ国防相が優勢で、1回目の投票で過半数を制して決選投票を回避できるかが焦点となる。中国とインドに次ぐ地域大国の外交路線がどうなるのか、日米中や周辺国も結果を注視する。 プラボウォ氏はジョコ政権の路線継承を掲げる。実業家だったジョコ氏の外交は経済的利益を重視。米中間でバランスを取りながらも、高速鉄道や投資で中国から実利を引き出してきた。 プラボウォ氏は1月の候補者討論会で「大国との良好な関係を維持することで、国益を確保できる」と伝統的な中立外交の維持を強調した。