阪神・桐敷 中止も前向き 広島戦7試合連続無失点中 逆転優勝へ「一球一球攻めていければ」
「阪神(降雨中止)DeNA」(12日、甲子園球場) 阪神・桐敷拓馬投手(25)が12日、得意の鯉打線封じを誓った。13日からは広島2連戦(甲子園)。今季の同戦は12試合に登板して防御率0・00で、8月24日からは7試合連続無失点中だ。「気にせずに一人一人やっていければ」と気負わず、入念に準備をして臨む。 ここまでリーグで断トツの61試合に登板。今季は勝ちパターンの一角を担い、昨季とは違う雰囲気も味わいながら奮闘を続けている。「僅差でまだ抜けてるチームがない状況は初めてで貴重な経験」と前向きに話す。 ただ疲労もたまっているだけに、「ひと休みじゃないですけど、大きい」と12日のDeNA戦が雨天中止になったことをプラスに捉えた。「今は一試合一試合、一球一球攻めていければ」。逆転優勝に向けて全力で腕を振り続ける。