山口大2.2倍、2536人が志願 国公立大の2次試験前期日程【宇部】
国公立大入試2次試験の前期日程が25日に始まった。山口大では定員1170人に対して2・2倍となる2536人が志願。試験は山口市の吉田キャンパス、宇部市の医・工学部の3会場であり、医学部と教育学部は26日も行われている。 文部科学省によると、今年の2次試験の確定志願者数は42万3260人(175大学611学部)。集計が残る2001年以降で志願者が最も少なかった前年より80人増え、募集人員9万8878人に対する倍率は前年と同じ4・3倍で、最低水準が続いている。国立の志願者数は29万9715人で、倍率は前年と同じ3・9倍。公立大の志願者数は12万3545人で、倍率は5・5倍(前年比0・1㌽減)。 前期日程志願者数は前年よりも894人増の23万2344人で、募集人員8万486人に対する倍率は2・9倍。うち国立大は17万7520人で倍率は2・8倍、公立大は5万4824人で倍率は3・3倍。 国立の後期は募集人員1万2644人に対して12万2195人が志願し、倍率は9・7倍。公立中期は募集人員2400人に対し、志願者数は3万1068人、倍率は12・9倍。同後期は募集人員3348人に対して志願者数は3万7653人、倍率は11・2倍。 山大工学部(定員323人)を志望する受験生は、同学部で試験に臨んだ。志願者数は490人で、倍率は1・5倍。試験は数学と理科で、正午から行われた。 山大の前期日程合格発表は3月6日。国公立大の後期日程は同12日以降、公立大の中期日程は同8日から実施される。