カワサキ70周年特別展示の第三弾開催!「70~90年代の欧州市場」をテーマにZ650、GPZ600R、KV175等希少車が揃う
川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」では、2023年秋から「モーターサイクル事業70年の歩み」を当時の代表的なモデルと共に紹介する特別展示「70 Years of Good Times」を開催中だ。10月からこの展示内容が更新され、第三弾のテーマである70~90年代の欧州市場で活躍した名車が登場する。 【画像】カワサキ70周年特別展示の展示車両をギャラリーで見る(5枚) 展示期間は2024年10月1日(火)から2025年3月30日(日)まで。 カワサキワールドは兵庫県神戸市の神戸海洋博物館内にあり、入館料は大人900円(小人400円)だ。 文/Webikeプラス 編集部
1970年から本格化したヨーロッパへの展開で活躍した名機たち
カワサキモータースは2023年9月から、モーターサイクル事業の70年の歩みを当時の代表的な製品と共に紹介していく企画として、神戸市のカワサキワールドにて特別展示を開催中。展示テーマは定期的に更新されており、第一弾は60~70年代におけるアメリカ市場への挑戦、第二弾は70~80年代でのアメリカ試乗での活躍を紹介していた。 今回はその第三弾として、1970年代から1990年代のヨーロッパ市場に焦点をあてた展示が行われる。カワサキがヨーロッパへ本格的に販売網を築いたのは、1970年にオランダで補給部品会社を設立したことが端緒。各国に拡大した販売拠点が、世界的ヒットとなった“Z”および“Ninja”の販売を支え、多くのカワサキモデルが欧州のライダーたちへ愛された。 70年代から80年代にかけて投入された中型排気量の「Z650/GPZ600R」は、欧州でカワサキブランドのスポーティーなイメージを強く印象付け、さらに、欧州のモーターサイクル文化の潮流を生んだツアラーモデル「1000GTR」、そして90年代に登場した高速ライディングを楽しむ「ZZ-Rシリーズ」と、欧州市場におけるカワサキの進化を歴史的名車と共に紹介。また、80年代に登場したオーストラリア市場のユニークな「AGI」バイクも登場する。 展示期間は2024年10月1日(火)から2025年3月30日(日)まで。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)となり、入館料は大人900円(小人400円)だ。 ■カワサキワールド ・所在地:〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町2番2号(神戸海洋博物館内) ・開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで) ・休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日に休館)および、年末年始(12月29日~1月3日) ・問い合わせ先:電話(078-327-5401)、FAX(078-327-5402)
Webikeプラス編集部