ヒョンデが新型EVの日本導入を発表 5年間で販売規模を10倍に
目標は「最高の顧客満足提供」と「お客さまとの信頼醸成」
ヒョンデ モビリティ ジャパンは2024年11月8日、日本におけるビジネスプランを説明する「Hyundai Biz. Day」を開催。日本に新型電気自動車(EV)「INSTER(インスタ―)」を導入し、向こう5年で同マーケットにおける販売台数を10倍に引き上げると発表した。 【写真】「ヒョンデ・アイオニック5」の外装・内装をより詳しく見る(43枚) ヒョンデは世界シェア3位の規模を誇る韓国の自動車メーカーである。日本では過去に一度マーケットから撤退しているが、2022年2月に再参入。現在の日本におけるラインナップはEVと燃料電池車のみで、すべてがゼロエミッションビークルとなっている。 今回のビジネスプラン説明会は、同社の日本マーケットにおけるビジョンや目標を解説するもので、ヒョンデ モビリティ ジャパンの七五三木敏幸マネージングダイレクターが登壇。「最高の顧客満足提供」と「お客さまとの信頼醸成」を実現するため、今後もゼロエミッション車のみを導入すること、日本のマーケットに合わせた車両のローカライズやユーザビリティーの提供を継続すること、オンラインとオフラインを組み合わせた、幅広い人にとって快適な購入体験を用意することを約束すると述べた。 また中期計画として、2029年までの5年間で販売規模を10倍以上にすると発表。「アイオニック5」「コナ」に続く第3のモデルとして、2025年春に新型EV「インスタ―」を日本に導入すると述べた。 ヒョンデ・インスターは全長3825mmのコンパクトSUVで、2024年6月に発表。一充電走行距離は、バッテリー容量に応じて327~370km(WLTPモード)とされている。 (webCG)
webCG