結婚しても“ももクロ” メンバーが語る思い「いろんな選択肢を自由に選べるってステキ」
日テレNEWS
5月17日に結成15周年を迎え、アニバーサリーライブを開催したアイドルグループ・ももいろクローバーZ、通称・ももクロ。これまで独自のアイドル像を築きあげてきましたが、2022年11月に高城れにさんが結婚を発表し、その後もアイドルを続けていくと決めたことが話題になりました。その決断の背景にあった思いや、グループとしての今後を聞きました。 【画像】結婚を発表した高城れにさん
■2010年のデビュー当時は“アイドル戦国時代”
2008年にももいろクローバー名義で結成され、2010年5月にシングル『行くぜっ!怪盗少女』でメジャーデビュー。現在のメンバーは百田夏菜子さん(28)、玉井詩織さん(27)、佐々木彩夏さん(26)、高城れにさん(29)の4人です。 15周年を迎えたことについて佐々木さんは「本当に15年の実感があんまりない。でも、アイドルで15年って長い方かなって思うので、それを迎えられたのはすごくうれしい」と笑顔を見せました。 メジャーデビューした当時は、様々なアイドルがしのぎを削っていた“アイドル戦国時代”。その中でも、ももいろクローバーZは戦隊ヒーロー風の個性的な衣装や、アクロバチックなパフォーマンスなど、独自の路線を突き進み人気を集めました。
玉井さんは当時を振り返り「あえてアイドル像から外れたことをやってきたというわけではなくて、本当に今の自分たちが楽しいと思うこととか、おもしろいと思うことだったりとか、アクロバットに関しては、できるメンバーがいたので、それをいかせるようにっていうことで振り付けに入れたことが、本当に周りの方から見たら、王道のアイドル像とは違うっていうふうにおもしろがってもらえたっていうのは、本当に自分たちにとってはすごく良かったなって思います」と語りました。
デビュー当時は全員が10代半ば。学校の部活動のような気持ちで楽しく活動していたといいます。ダンスの振り付けにも、その場のノリで“コマネチ”が採用されたことがあるといい、百田さんは「結構みんなで盛り上がって“じゃあこういうことしてみない?”とか、レッスン時間に遊びでふざけてたことがそのまま使われるっていう。後々自分たちでノリで決めちゃったのにって後悔することもあるくらい、結構みんなでそうやって楽しく作っている」と明かしました。