殺しの能力ゼロの“素人”が復讐に立ち上がる!『アマチュア』2025年4月日米同時公開決定
ラミ・マレックが主演を務める映画『アマチュア』が2025年4月11日(金)に日米同時公開されることが決定。予告編とティザーポスターが到着した。 【写真を見る】主人公のチャーリーを演じるのは、『ボヘミアン・ラプソディ』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などに出演するラミ・マレック 本作は『ボヘミアン・ラプソディ』(18)で第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞したマレックが主演を務めるスパイサスペンス。チャーリー・ヘラー(マレック)は内気な性格の愛妻家で、CIA本部でサイバー捜査官として働くデスクワーカーだ。彼はジェームズ・ボンドやイーサン・ハント、ジェイソン・ボーンといったスパイ映画の主人公のようなタフな特殊任務の経験はもちろん、暗殺経験も戦闘能力も皆無。しかし、ある日突然ロンドンのテロ事件で妻が殺されてしまい、順調だった彼の平穏で幸せな人生が激変していく…。 このたび解禁された予告編では、事件解決へ向けて一切行動しない自身の上司に対して、チャーリーが「犯人を捜しだして殺す」と宣言する様子が描かれる。しかし上司は「たとえ老女が相手でも君に勝ち目はない」とチャーリーを一蹴。「妻を殺した奴を見つけて自らの手で裁きを下したい」と復讐心に駆られるチャーリーは素人ながら特殊任務の訓練を受けるが、教官のヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)からは「どれだけ訓練しても無駄だ。お前に人は殺せない」と諭される。組織の協力も得られない勝ち目の無い状況のなか「僕には僕のやり方がある」と単身でテロリストに挑むチャーリー。予告編のラストには、ロンドンに実在する高層ビルの間に作られた世界初の巨大透明プール「スカイ・プール」をチャーリーが爆破するシーンなどド派手なアクションも収められている。 本作で監督を務めるのはドラマ「窓際のスパイ」で高い評価を受けているジェームズ・ホーズ。親日家でもある主演のマレックは、本作の日本での公開を受けて「日本に行ったときは最高に楽しい時を過ごしましたし、その際に受けた歓迎は格別でした!日本の観客がまた、勝ち目のない人物、つまり誰もが無理だと言っていたにもかかわらず、なにか並外れたことをしようと努力する人物を受け入れてくれるのが待ち遠しいです!そして、いつかまたそれを観客と分かち合い、日本の観客の皆さんを驚かせることができるのを楽しみにしています!」と熱いコメントを寄せている。 スパイ映画史上もっとも地味なエージェントのド派手な復讐劇を描く本作。チャーリーの活躍をスクリーンで堪能してほしい。 文/スズキヒロシ