ダルビッシュ有の給与支払い義務停止! パドレスがトレード補強へ「より柔軟に対応できるかも」
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が6日(日本時間7日)、制限リストに入った。長期の戦力ダウンが懸念される一方で、球団の財政的には柔軟性をもたらす結果になったと、米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ダルビッシュは今季、56.1イニングで4勝3敗、防御率3.20、53奪三振、15与四球を記録しており、ナ・リーグ西地区で2位につけるパドレスにとって重要な選手だった。しかし、突如としてダルビッシュが制限リスト入り。パドレスを率いるマイク・シルト監督は個人的な事情という事だけ説明し、プライバシーを尊重して詳細は明かしていない。 同メディアは「表面的には、ダルビッシュがパドレスから離れる時間が長くなればなるほど、彼の2024シーズンに明るい兆しを見つけるのは難しい」と懸念を示しながらも、「制限リストに載っている選手は給与を受け取らないため、7月30日のトレード期限が近づくにつれて、パドレスはより柔軟に対応できるかもしれない」との見解を示した。同メディアによると、ダルビッシュが復帰しない場合、パドレスはシーズンの残り期間で約700万ドル、贅沢税を課される前にさらに1200万ドルを節約できるという。ダルビッシュに対する給与支払い義務が発生しない事で、パドレスがトレード期間中に動くかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部