昨年開催した就職フェアの様子（画像提供：名古屋外国人雇用サービスセンター）

外国人・留学生の就職を支援する名古屋外国人雇用サービスセンターは、日本で就職を希望する留学生を対象とした「外国人留学生等就職フェア」の参加企業を募集しています。 留学生が日本で就職するには「技術・人文知識・国際業務」などの就労可能な在留資格への変更が必要ですが、そのためには大学などで勉強したことと関連性のある仕事でなければ変更が認められません。 センターの担当者によると、日本の企業は、総合職などで採用した後、経験を積んでから専門職として配属するケースが多いため、在留資格変更が許可される職種が少なく、留学生が日本企業に就職する際のハードルになっている一方、深刻な人手不足により、留学生の採用を検討している企業からの問い合わせは増加しているということです。 今回は、留学生を専門職で採用することを検討している企業を中心に募集。参加する留学生は、2025年3月に大学などを卒業予定の学生、もしくは卒業後3年以内の既卒者。学生は事前予約制となっていて、タイムスケジュールに沿って各回1人、20分程度の面接の実施を予定しています。 この就職フェアは、ウインクあいち6階展示場で6月10日に開催されます。