「TVタックル」痛恨 大谷翔平特集で「絶好調です」解説 実は30分前に左肩亜脱臼でケガして退場 事前収録の悲劇か
テレビ朝日は27日、正午から「ビートたけしのTVタックル」を放送した。「ドジャースVSヤンキース歴史的決戦 大谷翔平ワールドシリーズ 優勝&MVP獲得への道SP」と題して特集した。 【動画】左肩を痛め、苦痛に顔を歪める大谷 「肩っすね」「外れた?たぶん」 古田敦也氏、岡島秀樹氏がゲスト出演。冒頭から阿川佐和子が「大谷選手は絶好調ですか?」と質問し、岡島氏が「絶好調です。いい形で振れてますし、継続されてますので」「大谷選手、調子いい」と語り、好調の要因などを解説した。 しかし、オンエアされた時間には、ワールドシリーズ第2戦が行われており、大谷がケガで退場したあとだった。 七回に四球で出塁し、T・ヘルナンデスの打席で初球に盗塁を試みたが二塁でタッチアウト。その際、左肩を痛めて苦悶の表情を浮かべ、退場した。試合後にロバーツ監督が左肩の亜脱臼と症状を説明した。 この出来事が日本時間の午前11時30分ごろ。それから30分後の放送で、現実とのズレが生じてしまった。同番組は生放送ではなく、事前収録されているがための、痛恨劇だった。