2024-25シーズンのNBAオールスターゲームは、日本時間2月17日（現16日）にサンフランシスコのチェイス・センターで開催されるが、新たな試合形式で開催される可能性があるという。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が伝えた。 今年2月に開催された2023-24シーズンのオールスターは、イーストが211-186で勝利。オールスターゲームでの1チーム200得点超えは史上初の出来事で、両チーム計397得点は2017年の計374得点を更新、イーストの3ポイント成功数42本は2019年にチーム・レブロンが記録した35本を更新と記録づくしのオールスターだった。 一方で、怪我のリスクを回避するために激しい“バトル”は見られなくなり、緩いディフェンスへの厳しい声や、真剣勝負を望む声も上がってきた。 オールスターの試合形式については、7月にラスベガスで行われたサマーリーグで本格的に話し合いが始められ、リーグ関係者は11月16日（同15日）にチーム幹部、選手、コーチ、労働組合で構成される委員会と議論を行ったという。 アダム・シルバーNBAコミッショナーは11月初旬、「我々は他の形式も検討している。昨シーズンのオールスターゲームで、選手たちが失望していたことは間違いないと思う。ファンのためにもっといい戦いと娯楽を提供したい」とコメント。「伝統的な試合形式ではない」ものにすると検討案を示唆していた。 そのなかで、8人ずつで構成される3チームとライジンスターズの勝者の計4チームによる、短期集中型トーナメント案は関係者の中で勢いを増しているという。例えば、チーム1対チーム3、チーム2対チーム4が対戦し、勝者同士が最終ラウンドへ駒を進めることになる。 果たして、オールスターは新たな形式が導入されることになるだろうか。