皇治がドーピング検査で再度陽性の木村ミノルに「NARIAGARI」参戦呼びかけ。vs平山迅戦実現をアピール
格闘家で格闘技イベント「NARIAGARI」のCEOも務める皇治(TEAM ONE)が11月24日、ドーピング検査で再度の陽性反応が出た木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)にNARIAGARIへの参戦を呼びかけた。 木村は「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で約6年9カ月ぶりの参戦を果たし、ロクク・ダリとキックボクシングルールで対戦。1R1分8秒でKO勝ちを収めたが、試合の際に受けたドーピング検査で陽性反応が出たことから、RIZINはダリとの試合は無効試合とし、試合をした6月24日を起点とする半年間の出場停止処分が下していた。11月11日に行われた会見では「2度目のドーピング検査で陰性だった場合」という条件付きで大晦日での安保瑠輝也(MFL team CLUB es)との復帰戦が発表されていたのだが、この日、都内で行われた会見でRIZINの榊原信行CEOが検査結果が再び陽性であったことからこのカードが中止となったことを発表した。 皇治は木村について「半年やそこらで抜くのは無理やろと思ってました」と語ったうえで「NARIAGARIにおいで」と呼びかけた。
NARIAGARIは21日に第3弾大会となる「NARIAGARI VOL.3」(12月2日、大阪・176BOX)の追加カード発表会見を行ったのだが、その際、元K-1ファイターでNARIAGARIのエースである平山迅(NARIAGARI/TEAM ONE)が「RIZINとかほかの団体にケンカを売りにいってもいい。1回、木村ミノル選手に負けているので、いろいろな問題がありますが、本来の木村ミノルともう1回殴り合いができれば」などと木村との再戦を目標に掲げていた。 それを念頭に皇治は「実際、木村選手は戦うリングはないでしょう? NARIAGARIで木村ミノルvs平山迅、面白いじゃないですか」と提案。平山は古くからの盟友ということもあり「実現させてやりたいです」と語った。 もちろん、木村が3度目の検査で陰性反応となるのが前提と思われるが「で、両方、ドーピングのチェックするじゃないですか。そして“お互い陽性のため、この対戦は認められます”ってめちゃくちゃおもろいやないですか(笑)。両方やってるならええやん、って。平山もあれ、多分やってると思うんすよね(笑)。すげえ体ですもん(笑)」と皇治一流の危険なジョークをまじえる場面も。 なお平山のドーピングネタはNARIAGARIの会見でも皇治は口にしていたのだが、平山はもちろん否定している。
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