韓国「4月選挙」が“異常事態”で、まさか「文在寅の大復活」シナリオの“現実味”が急浮上しているワケ…!
韓国「4月選挙」で「異常事態」
いま韓国では国会議員選挙が佳境だ。私はここ数ヵ月、日本で暮らしていながら遠目にその状況をウォッチしているのだが、その「異常さ」を感じざる得ない状況だ。 【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る! 今回の選挙ではいまだに多くの議席を持っている野党が協力政党(衛生政党)を乱発し、比例、公認を多く輩出して、押し切ろうとしている。そんな協力政党の比例代表名簿は「犯罪者名簿」と揶揄されるほど前科者、裁判中の者が多いが、それでも当選してしまいそうな勢いなのだ。 韓国メディアも、この恥ずかしげもなく手を上げている候補者たちを擁護しようにも、次から次へと疑惑が持ち上がるからたまったものではない。日本でも「玉ねぎ男」として知られているチョ・グク代表率いる祖国革新党の朴恩貞候補は、元検事で比例代表の当選間違いなしとされる人物だ。祖国革新党の比例名簿の中には実刑を受けた者もしくは裁判中の人物たちがいるのだが、ここにきて朴候補にも不安をおぼえる事態が発覚している。 朝鮮日報が報じたところによると、その朴候補は2022年7月4日に光州地検重要経済犯罪調査団部長検事の発令を受けた直後、年次休暇を取った後、その後は病気休暇も取って、結局は21ヵ月も出勤しなかったという。さらに、そんな朴候補に法務部が復職を求めると、朴候補は法務部を相手取って「復職命令処分取り消し」訴訟を起こしたという。 現在、与党と野党をあわせて約70%ほどの支持率で、浮動票の30%がどう動くか注目されているが、私の見立てでは「ほぼ動かない」様に思える。なぜなら、明らかに浮動票の一般国民は呆れ返って、今回の選挙に無関心だからだ。ただ、安心はしてはいられない。
「反日正義」の答え合わせ
日本に比べて韓国は政治に関心が高い国だと言われるが、住んでわかったことは、もちろん政治に関心がある人もいるが、同時に思想による利権に関心がある人も少なくないということだ。特に、韓国では従北、左派を支持する者たちと「利権」の関係が、ここへきていろいろ暴露されてきている。 文在寅政権誕生時も南北融和の太陽政策の一環とした開城(ケソン)工業団地へ投資した者たちが大きな期待を込めて票を入れたが、結局は連絡ビルは爆破され、文在寅政権が動く度に罵声を投げかけていた。 太陽光発電への恩恵も蓋を開けてみると3分の1の業者が資格なしに申請し、「補助金じゃぶじゃぶ」状態だったことも明るみに出ている。文在寅政権での利権の闇は、いまもとめどなく日々暴かれていっている。こうした事態を受けて、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権になってから、国民はこれまでの「反日」とはいったい何だったのかを考えだしているのだ。 私も幼少時、選択の余地なく朝鮮学校に行きこれまでの韓国人の様に日本を恨みながら過ごしていた。だが、尹政権はこれまでの日本の行為が正当性のあるものだと大統領自らが国民に知らしめた。そして、いま多くの韓国国民は訪日し、これまでの韓国の「反日正義」の答え合わせをしている。結局は日本よりも政治に敏感で関心が高いと言われた韓国も、蓋を開ければ長年の左派活動家のロビー活動にしてやられていた側面は少なくなかったというわけだ。
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