棚橋弘至 レインメーカー伝説誕生の地でオカダの前に散る「12年続く戦いも今日で戦い納めか」
「プロレス・新日本」(11日、エディオンアリーナ大阪) 棚橋弘至が、1月いっぱいで退団したオカダ・カズチカと最後の一騎打ちに臨んだ。 【写真】オカダ・カズチカを攻める棚橋弘至 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)は2012年2月12日、凱旋(がいせん)したオカダにIWGPヘビー級王座を奪われた因縁の地だ。入場テーマ曲を12年前の「ハイエナジー」に変えて臨んだ棚橋は、コーナー最上段から場外へのハイフライフローを放つなど奮戦したが、12年前と同じくレインメーカーに轟沈(ごうちん)。試合後はオカダと抱き合い、何事かを語りかけた。 バックステージでは「12年か…12年続くこの戦いも今日で戦い納めか。俺が負け越してる相手はそういないから。あの野郎」と苦笑いしつつも、「俺から言いたいことは一つ、オカダ・カズチカを世界に見せてきてくれ。そしたら俺は鼻が高い。オカダに勝ったことがあるって言えるからさ」とエール。オカダと再び抱き合い、言葉をかけていた。