「野球場とは思えない」韓国のヘソ出しアイドルの始球式に思わぬ余波 地元紙は“異様な空気”に違和感「本人も戸惑う予想外の事態」
華麗なる一投に人々は強い関心が集まった。6月9日に韓国・釜山で行われたKBO(韓国プロ野球)リーグのロッテ対SSG戦を前にした始球式セレモニーに登場した同国の女性アイドルグループ『aespa』のカリナさんのそれだ。 【動画】まさかのノーバン始球式! 「へそ出し美女」aespaカリナさんの投球シーン 球場に集った人々の視線を文字通り釘付けにした。水色に赤い文字の映えるロッテの限定ユニホームをへそ出しで着こなしたカリナさんは、ジーンズにスニーカーというスタイリッシュな服装で登板。熱視線が注がれる中で投じた一球は、左バッターの内角にノーバンで入る見事なストライク投球となった。 豪快なフォームから飛び出した力強い一球もさることながら、現地でも脚光が集まったのは、観客の雰囲気だ。日刊紙『朝鮮日報』は「ここが野球場とは思えない光景だった。 外野からバックネット裏の特別席まで多くの観客が列をなした。すべて彼女を見るためだった」とカリナさんの一挙手一投足に対する注目のされ方を紹介。そのうえで、プロ野球の興行では考え難い異様な雰囲気を伝えた。 「試合中にもかかわらず、球場のあちこちから立ち上がったファンの視線はカリナの方へ向かっていた。好奇心旺盛な幼いファンから、大きなカメラを構えて撮影に夢中なる熱狂的なファンまで、だ。これは本人も戸惑うほどの予想外の事態だった。ましてや熱心な野球ファンが集う同球場では“らしくない”異様な光景ばかりが目立った」 国際的なアイドルを抜擢したことで収益的には効果はあったに違いない。一方で、試合そっちのけの空気に違和感を覚える人もいるようだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]