中山秀征、30年前の超大物芸人とのバチバチの確執明かす「ビールをつごうとしたら『結構です』って」
タレントの中山秀征が22日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金・後9時)に生出演。30年以上前、大物芸人との間にバチバチの確執があったことを明かす一幕があった。 この日の番組では、中山の長年の芸能活動を振り返るコーナーを設置。1993年に放送されたフジテレビ系深夜番組「殿様のフェロモン」で、ともに司会を務めていた中山とお笑いタレント・今田耕司の間で、とんでもない緊張感があったことが明かされた。 まず、「今ちゃんにとっては初の東京でのレギュラー番組だった。ちなみに私はこの時、14本目のレギュラー番組でした。土曜には生放送、これが3本目だった。土曜だけでレギュラー番組5本やっていた」と当時の売れっ子ぶりを振り返った中山。 初共演でW司会を務めた今田について「僕はロープに飛んで、相手の技も食らって、しっかり技も決めるって訓練をしてきたけど、今ちゃんはUWFの戦い方をしてきた。関節をオープニングできめられて、5秒後にタップという…。スタイルがまったく違った」とポツリ。生放送でのぎくしゃくぶりを大好きなプロレスに例えて回顧した。 さらに「前段があって、番組が始まるにあたっての顔合わせの飲み会があって僕が『今田さん、初めてだから』って、ビールをつごうとしたら『結構です』って言われたんですよ。ビールが飲めないじゃなくて、『お前のついだ酒は飲めない』って気持ちだったんですよ」と確執の発端を明かすと、「でも、本番始まったら、プロだから、ちゃんとやるだろうと思ったら、今ちゃんは本番でも勝負だった。本番前、僕の楽屋は出前を取ったり、わいわい、がやがややってたけど、今ちゃんは真っ暗にしてシャドー(ボクシング)をしてましたから。だから、戦いだったんですね」と続けた。 その上で「十数年後に一緒に飲むことがあって、いろんな話になった時に今ちゃんに言われて、うれしかったのは『当時、俺はテレビが分からなかった』と。『テレビを知ったのは秀ちゃんで。今、俺は秀ちゃんのやってることをやってるんだよ』って言われた時は、俺もイキがってるところはいっぱいあったから、それぞれ時間が経っていい勉強をさせてもらったなって思った」と振り返っていた。
報知新聞社