市原隼人、『おいしい給食』ライバル役を好演する田澤泰粋の“モグモグ愛されキャラ”を絶賛
俳優の市原隼人が主演する映画『おいしい給食 Road to イカメシ』（5月24日公開）より、給食マニア・甘利田（市原）の新たな食のライバル生徒・粒来ケン（田澤泰粋）を中心に、1年1組の生徒たちの屈託のない笑顔や給食を食べながらおふざけをしている姿などを捉えた新写真が解禁となった。 【動画】『おいしい給食』新映像「粒來ケン編」「ジャージャー麺編」 給食マニアの中学教師・甘利田幸男（市原）が目の前の給食に全力で立ち向かい、そして燃え尽きる笑いと感動をうまそげに描く「おいしい給食」シリーズ。食の宝庫・北海道を舞台にしたseason3から登場したケンとのバトルがファンを魅了した。 ケンを演じた田澤は、子役として数多くの話題作に出演。昨年の『おいしい給食』撮影時は中学3年生で、リアル中学生のタイミングで出演し、存在感を示した。現在は高校に進学し、学業と俳優業の2足のわらじ生活を過ごしている。 撮影から約1年ぶりに取材の場で市原に再会した田澤は「最初は緊張していたのですが、市原さんが話しかけて下さって、本当に優しい方だなと感動しました。その瞬間『大好き！』って。市原さんの素晴らしい動きとか。撮影現場に行くのが楽しくて、休みの日も現場に行きたい。と思うくらいでした」と尊敬のまなざしを向けていた。 その言葉を受けて市原は「また新たな魅力をまとったライバル生徒が出てきたなと。給食のシーンが終わっても、教室のはじっこにずっと座っているので何をしているのかなと思ったら、おかわりを食べているんです（笑）。この子は本当に給食が大好きなんだと、それを見た瞬間に、この子と一緒にできて本当によかったと思いました」と撮影中の田澤の印象を明かし、「泰粋の台本が付せんだらけで、監督のちょっとした一言も、すぐメモしていました。いろいろなことを考えている責任感が強い子だと。本当に努力家ですし、それが成果としてしっかり形として現れている。この子が楽しんで、来たくなる現場を創りたいと思いながら過ごしていました」と撮影を振り返っていた。 綾部真弥監督は「season3での一番の難題は、神野ゴウの次のライバルは誰がやるのかということでした。神野ゴウのときも3～400人の生徒たちに会って、佐藤大志という素晴らしい天才と出会いましたが、今回も何百人という生徒たちに会って、泰粋を見つけたのが一番の収穫だと思っています。大志とは全然タイプが違うんです。大志はパッとひらめく天才型で、泰粋はどちらかというと組み立てるタイプ。ひとつひとつ自分の課題をコツコツやる。真面目なんです。それがどんどん重なって、最終的に粒來ケンが作品でも大きな存在になってくる。もうひとりの主人公としてどんどん輝きを放つようになっていった。本当にうれしかったです」と田澤との出会い、そして撮影期間中の成長を称えていた。 場面写真とあわせて、15秒の新映像「粒來ケン篇」と「ジャージャー麺篇」も解禁。食の冒険家・粒来ケンにフィーチャーした「粒來ケン編」では、おいしく食べるケンのアレンジレシピで甘利田を完敗ノックアウトに導くケンがザンギをおいしそうに頬張っている姿や、挑発的にご飯を使ったアレンジを見せつけている姿、アイデアが降臨して雷に打たれたようにビビッと来ている姿、ホッピングで登校中の愛らしい姿に加えて、甘利田の「いけ」という言葉に、コッペパンを手に甘利田の気合いのポーズをまねる姿をまとめて見ることができる。 もう1本の「ジャージャー麺編」では、炭水化物の麺と米にジャージャー麺の具材をからめて交互に食べながら至福なひとときを堪能する甘利田に対して、アレンジメニューで甘利田の心をかき乱すケン。甘利田の必殺椅子ダイブもさく裂し、クスクス笑えるショート映像が完成した。 5月24日の公開に先立ち、ロケ地である北海道で先行上映会と市原、岩淵規プロデューサーによるトークショーの開催が決定。シネマ太陽函館、ユナイテッド・シネマ札幌、サツゲキ、札幌シネマフロンティアで開催される。
