「1人でも点が取れる」「本当にいいフォワードの典型」吉田麻也が大絶賛する“若きストライカー”とは?
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也のチャレンジ&カバー」(毎週月~金曜14:55~15:00)。リスナーの切実なお悩みや質問に、世界の一線で戦ってきた経験や思考を基に、吉田麻也が90秒でアドバイスを送ります! 11月29日(水)の放送では、プレミアリーグのマンチェスター・シティFCに所属するアーリング・ハーランド選手について語りました。
<リスナーからのメッセージ> 「プレミアリーグを席巻しているアーリング・ハーランド選手(マンチェスター・シティFC)ですが、彼とマッチアップしたいですか? もしマッチアップするとしたら、どう止めますか?」 吉田:ハーランド選手はノルウェー代表の23歳のフォワードで、本当にえげつない記録を叩き出している選手です。マッチアップしてみたいか……正直、別にしてみたいとは思わないですね(笑)。弱点も少ないし、それに所属チームがいいから、(仲間から)いいパスが来るっていうのも1つあると思います。ノルウェー代表よりもマンチェスター・シティFCのほうが、明らかにパフォーマンスがいいと思いますし。 ただ、いいパスが来なくても、個の能力で打開できるフィジカルとスピード、そしてテクニックを持っているので、1人でも点が取れるし、味方がいるともっと点が取れる。本当にいいフォワードの典型だなと思います。 ハリー・ケイン選手(FCバイエルン・ミュンヘン所属)や、同じマンチェスター・シティFCに昔いたセルヒオ・アグエロなんかもそうですけれども、こういう選手たちはワンチャンス、1つのミスをまったく逃さないですね。 本当にクリニカルで、(ディフェンダーが)半歩でもポジショニングを誤ったら簡単に点を取ってくるし、(シュートを)打ったら面白いくらいに点が入るんですよね。どうやったら、こういう選手が日本から現れるのか……と、いつも見ていて思います。 セルヒオ・アグエロがすごかったのは、これを10年続けたこと。そして(ハーランドも)そういう選手になるんじゃないかなと思います。“誰が評価してんねん”っていう話ですけど(笑)。いやぁ、いい選手ですね。 (TOKYO FM「吉田麻也のチャレンジ&カバー」2023年11月29日(水)放送より)