THE ALFEE、クラプトンの記録を上回る通算103回目の武道館ライブ 41年ぶり2回目の紅白を前に高見沢「見てくださいね」
今年デビュー50周年を迎えた男性3人組ロックバンド『THE ALFEE』が23、24日の2日間、東京・日本武道館でライブ「THE ALFEE 50th Anniversary 冬の祭典 WINTER CARNIVAL」を開催し、桜井賢(69)、坂崎幸之助(70)高見沢俊彦(70)がホットなステージを届け、集まったファンを魅了した。 毎年恒例の武道館公演。 2日目の24日は、通算103回目となり、エリック・クラプトンとしのぎを削った公演記録を上回った。日本人としての武道館公演100回越えは、矢沢永吉、松田聖子に次ぐ3組目であり、バンドとしては最多公演を記録中だ。 24日のステージ。熱い声援を送る約1万人の観客を前にステージに立った3人。坂崎は客席に向け「クリスマス武道館のイブライブです。ステージで動き回る50周年目のTHE ALFEEを堪能していただきたいと思います!」と元気よく呼びかけた。 途中のMCタイムでは桜井が「私がベースを担当しております、たそがれのダンディー、秩父のブラッド・ピットこと桜井賢です」、高見沢が「私が古希のオスカルことギターの高見沢です。歯も髪も自前なんです!」とそれぞれ自己紹介して笑いを誘い、会場の空気を暖めた。 大みそかには、41年ぶり2回目の紅白出場も控える。高見沢は「見てくださいね」と客席に語りかけ「41年たったらどう変わったか、あとでリポートします」と約束した。 この日は3時間のステージでヒット曲「星空のディスタンス」ほか、「ロマンスが舞い降りて来た夜」など20曲以上を披露。アンコールタイムには、スペシャルゲストとしてTHE ALFEEと同じく50周年を迎えたモンチッチくんとモンチッチちゃんがクリスマス衣装で登場するなど、楽しいコラボでも盛り上げた。
中日スポーツ