【U23アジア杯】日韓戦で決まる準々決勝の対戦国! 勝てばインドネシア、負ければ開催国カタール…狙うは当然、勝利のみ!
22日、AFC U23アジアカップはグループステージ最終節を迎え、日本の属するグループBは2勝同士のライバル国が激突する「日韓戦」で締めくくられることとなった(22時キックオフ)。すでに準々決勝進出は決まっているが、日本は1位で突破してA組2位のインドネシアと対戦するか、2位突破でA組1位の開催国カタールと戦うか。注目される。 【動画】GS2節◎U23UAE対U23日本ハイライト
復帰の濃厚の半田陸「負けられない」
U-23日本代表は決戦前日の21日にトレーニングを実施。その前日、つまり第2戦(UAE戦)翌日の20日はトレーニングを取りやめてオフに充てた。「こちらにきて2週間経ちますので、そういう意味でも少しリフレッシュをして、気持ちを新たに」(大岩剛監督)という狙いで、ノックアウトステージを見据えながら、いったんギアを少し落とす形の調整となっている。 前日練習も短めに切り上げており、疲労を溜めないことを重視して、コンディショニングを続けている印象だ。また、2試合連続でフル出場となったDF関根大輝はこの日の練習参加自体を回避。ホテルで調整メニューをこなし、回復に努めた。 気になる選手起用だが、ここまで出番の少なかった選手たちにチャンスが回ってきそうだ。関根の欠場が濃厚な右サイドバックにはDF半田陸の復帰が濃厚。出遅れて別メニュー調整が続いていたが、当初から韓国戦での復帰を企図していた節もあり、本人のやる気も十分だ。 「ここまで自分のコンディションを良くすることに集中してきた。その間にセキ(関根)がめっちゃいいプレーをしているんで、ウズウズしているし、燃えている」 サイドをシンプルに突いてくるプレーが韓国の特長となるが、半田は「そこでやられているようでは話にならない」ともコメントした上で、こう語る。 「今までの試合とは強度もまるで違ってくると思いますし、技術的にもすべてが違う試合になると思います。僕らもグループ突破は決まっていますけど、絶対に負けられない試合になると思っている」 相手は大会で1、2を争う実力国。単に韓国だからというだけではなく、3位決定戦や決勝戦での“再戦”の可能性もあるだけに、ここでまず叩いて心理面での優位性も取っておきたいところではある。