【J1順位表】首位神戸&2位名古屋引き分けで“上位混戦” 広島は4連勝 G大阪&柏は今季初勝利
J1第7節が8日、9日に開催。首位神戸と2位名古屋は引き分け。勝ち点3差に上位6チームがひしめき合う形になりました。G大阪、柏が今季初勝利。横浜FCはいまだ今季初勝利がありません。 ◆横浜FM5-0横浜FC 横浜ダービーとなった一戦。0-0で迎えた後半に横浜FMのゴールラッシュとなりました。 後半2分、前線からのプレスでマルコス・ジュニオール選手が先制ゴール。その後もアンデルソン・ロペス選手、エウベル選手が2ゴール。 横浜FMは今季最多の5ゴールで快勝。一方の横浜FCは開幕7戦勝利なしと苦しい戦いが続いています。 ◆札幌3-2C大阪 札幌は前半6分、左サイド浅野雄也選手のドリブル突破からのクロスに金子拓郎選手が合わせて先制。 一度は同点に追いつかれるも、前半15分金子選手のシュート性のクロスがそのままネットを揺らし2点目。 後半再び追いつかれるも、後半19分CKから田中駿汰選手が頭で合わせ決勝ゴール。粘るC大阪を振りきり、勝ち点3を手に入れました。 ◆神戸0-0新潟 首位の神戸は0-0で迎えた後半新潟ゴールに襲いかかります。 後半19分、大迫勇也選手のパスから汰木康也選手のシュート。ゴール隅をつきましたが、新潟GK小島亨介選手のファインセーブでゴールならず。 後半27分には右サイドからのクロスにジェアン・パトリッキ選手がヘディング。しかしここもGK小島選手に阻まれます。 試合終了間際、パトリッキ選手が抜け出し1度はゴールを揺らすも、VARの結果オフサイドの判定。最後まで新潟からゴールを奪えなかった神戸は今季初の引き分けです。 ◆広島1-0鳥栖 3連勝中の広島は0-0で迎えた後半30分、連動したプレスで鳥栖からボール奪取し、ショートカウンター。最後は中央で東俊希選手が鳥栖ディフェンス4人を引きつけ、ドウグラス・ヴィエイラ選手へ絶妙なアシスト。 完封勝利で4連勝の広島は3位浮上となっています。 ◆FC東京2-2湘南 FC東京は松木玖生選手のシュートのこぼれ球を仲川輝人選手が押し込み先制ゴールを奪います。 しかし後半、湘南の杉岡大暉選手、タリク選手に立て続けにゴールを決められ逆転を許す展開。 後半20分、エンリケ・トレヴィザン選手の打点の高いヘディングで同点に追いつき、試合は引き分け。FC東京は3試合勝利がない状況となっています。 ◆名古屋0-0浦和 2位名古屋は後半10分、ロングパスに抜け出した永井謙佑選手にチャンス。持ち味のスピードを生かすもシュートは外れゴールならず。 後半27分にはマテウス・カストロ選手に決定機が訪れるも、ペナルティエリア内から放たれたシュートは枠の外。 浦和も終了間際、左サイドからの速いクロスに松崎快選手がフリーで受けるも、トラップがうまくいかずシュートは打てず。両チーム得点を奪えず、スコアレスドローとなりました。 ◆G大阪2-0川崎F 開幕から6試合勝利のないG大阪は前半29分にCKからダワン選手のヘディングで先制。 後半5分にはファン・アラーノ選手がゴール隅へ鮮やかなシュートで追加点。ホームの大歓声に包まれながら、今季7戦目で初勝利を手に入れました。 一方川崎はシュート数4本と、なかなか攻撃の形を作れず、順位を13位に下げています。 ◆福岡2-1京都 5位と好調な福岡は1点を追いかける後半33分、ルキアン選手のPKで同点。 さらに後半37分にはCKから途中出場のウェリントン選手がヘディングで逆転ゴールを奪いました。 京都に勝利した福岡はこれで今季リーグ戦でホーム4戦全勝で3位浮上。本拠地で無類の強さを見せています。 ◆柏1-0鹿島 開幕6戦勝利のない柏は前半32分。マテウス・サヴィオ選手のスルーパスにうまく抜け出した細谷真大選手がシュートを決めて先制ゴールを奪います。 前半終了間際にピンチを迎える柏。FKの折り返しに最後は鹿島・鈴木優磨選手に合わせられますが、柏GK松本健太選手が好セーブでゴールを許さず。 1点を守り切った柏は完封で今季初勝利。対する鹿島はリーグ戦4試合勝利なしです。