『Firebird ファイアバード』11月2日にBlu-ray&DVD発売決定 映像特典も多数収録
エストニアとイギリスの合作映画『Firebird ファイアバード』のBlu-ray&DVDが、11月2日に発売されることが決定した。 【写真】『Firebird ファイアバード』場面写真 本作は、ロシアの俳優セルゲイ・フェティソフが書き遺した回想録『ロマンについての物語』を、ペット・ショップ・ボーイズの「Together」やModyの「Wait for Me」、ライブドキュメンタリー『Robbie Williams: Fans Journey to Tallinn(原題)』の監督・プロデューサーとして知られる、エストニア出身のペーテル・レバネが映画化したラブストーリー。『博士と彼女のセオリー』『キングスマン』などのトム・プライヤーとウクライナ出身の俳優オレグ・ザゴロドニーが主演を務めた。 1970年代後期、ソ連占領下のエストニア。モスクワで役者になることを夢見る若き二等兵セルゲイ(トム・プライヤー)は、間もなく兵役を終える日を迎えようとしていた。そんなある日、パイロット将校のロマン(オレグ・ザゴロドニー)が、セルゲイと同じ基地に配属されてくる。セルゲイは、ロマンの毅然としていて謎めいた雰囲気に一瞬で心奪われる。ロマンも、セルゲイと目が合ったその瞬間から、体に閃光が走るのを感じていた。写真という共通の趣味を持つ2人の友情が、愛へと変わるのに多くの時間を必要としなかった。しかし当時のソビエトでは同性愛はタブーで、発覚すれば厳罰に処された。一方、同僚の女性将校ルイーザ(ダイアナ・ポザルスカヤ)もまた、ロマンに思いを寄せていた。そんな折、セルゲイとロマンの関係を怪しむクズネツォフ大佐は、2人の身辺調査を始めるのだった。 Blu-rayとDVDには、本編のほかにティザー映像や日本版予告編などの映像特典を収録。さらにBlu-rayには、45分に及ぶメイキング映像も収録される。2月に来日も果たしたレバネ監督と主演俳優2人のインタビューや撮影風景はもちろん、映画のモデルとなったフェティソフ生前の肉声や彼が出演した映画のフッテージなど、貴重なアーカイブデータも収録される。また、Blu-rayには初回限定封入特典としてポストカードセットも付いてくる。
リアルサウンド編集部