小林亮太“ケイタ”「死にたいと思った」…退屈な毎日を送る大学生が「テトラ」と出会い、人生が一変する<アイドル失格>
山本望叶主演のドラマ「アイドル失格」(毎週土曜夜11:00-11:30)の第2話が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて1月20日に放送された。第2話では、大学生のケイタ(小林亮太)が実々花(山本望叶)にのめり込んでいく様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】天使のような笑顔で歌と踊りを披露するNMB48・山本望叶 ■「アイドル失格」とは NMB48・安部若菜によるデビュー小説『アイドル失格』(KADOKAWA)を実写化ドラマ化した本作。“アイドル×オタク”の禁断の恋を描いており、人気アイドルでセンターを務める主人公・小野寺実々花がある出来事をきっかけに、熱心なオタク・吉野ケイタと交流を重ねていく。 本作で実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバーには、原作者の安部と同じNMB48のメンバー4人が抜擢。不動のセンター・小野寺実々花役にはNMB48の次世代ビジュアルエースと名高い山本望叶がドラマ初主演を果たす。そして実々花のライバル・一ノ瀬萌役を川上千尋が、ムードメーカーの空野あかり役を上西怜が、リーダーの川嶋サヤ役を泉綾乃がそれぞれ担当。また、実々花に“ガチ恋”するオタク・吉野ケイタ役は、舞台やドラマ、映画など多方面で活躍する俳優・小林亮太が演じる。 その他にも、ケイタの幼馴染・山田咲良役の美山加恋、ケイタのバイト先の店長・笹山健志役の本田博太郎、実々花と共演する人気イケメン俳優・立花廉役の内藤秀一郎に加え、塚本高史、カミヤサキ、池田努、みやなおこ、渋江譲二、青柳尊哉、大津尋葵、宮下修司、菊田万琴、しずる(KAZMA・村上純)、三浦マイルド、石橋遼大(四千頭身)といった豪華な顔ぶれが勢揃い。2023年12月にNMB48を卒業した渋谷凪咲も、ゲストキャストとして出演する。 ■友人の誘いをきっかけに、「テトラ」にハマっていくケイタ 冴えない大学生のケイタ(小林亮太)はこれといたった趣味もなく、人付き合いも苦手で周囲に気を使いながら生活し、日々に楽しさを見いだせずにいた。 そんなある日、ケイタは友人の“ネギ(大津尋葵)”に誘われ、特に乗り気ではなかったがアイドルグループ「テトラ」のライブへ参加することに。そこでステージに立っていた実々花(山本望叶)を自然と目で追っている自分に気付く。 そして明るい笑顔を振りまく実々花たちを見て、居ても立っても居られなくなったケイタは、思わずライブ会場を飛び出し、「なんかあの場所から早く去りたいって思った」「なんかめっちゃ死にたいと思った」とネギに告げる。その後ネギにテトラのメンバーについて教えてもらったケイタは、次第に実々花に心惹かれ、テトラを中心とした生活を送るようになっていく。 ケイタが実々花に夢中になるのに時間はかからず、バイト先の熱帯魚店で「テトラ」の動画を鑑賞していても、ケイタの幼馴染・咲良(美山加恋)に「気持ち悪い」と言われる始末。しかしネギには「最近良い顔してんじゃん」と言われ、自然と笑みがこぼれるのだった――。 ■実々花に対して思わぬ言葉を投げかけてしまうケイタ… ある時、ケイタはネギから「テトラ」のチェキ会の参加の誘いを受け、緊張しながら現場へ向かう。あかり(上西怜)推しのネギと離れ、ドキドキしながら実々花の列に並ぶケイタ。そしていざ実々花を前にすると、ケイタの頭の中では物憂げな表情で土手に座り込む実々花の姿が映し出された。いつものキラキラとした表情とはまるで違う実々花が脳裏によぎったことで、ケイタはついチェ機会の場で、「死なないでね」と実々花に声をかけてしまう。 その言葉が胸に刺さった実々花は、楽屋に戻るとあかりに、“あかり推しの大学生(ネギ)と一緒に来ていた友人(ケイタ)を知っているか”と尋ねる。するとその会話を聞いていたリーダーのサヤからは「実々花、ファンと繋がっちゃダメだよ」と釘を刺されてしまう。当然わかっていた実々花は笑って受け流したものの、その後神妙な面持ちを浮かべるのだった。 ■ケイタのことが気になる実々花が向かった先は… ケイタは、チェキ会で自分が実々花に言った発言について深く後悔していた。一方の実々花は自宅でケイタのSNSを特定。そして翌日、帽子とマスク姿で変装した実々花は、ケイタが働く熱帯魚店に訪れる――。 次話では、実々花がラジオ番組で“熱帯魚を飼っている”と発言してしまったことで、つじつまを合わせるためにケイタから魚を紹介してもらうことに。また予告映像では、突然の実々花の訪問に戸惑いを隠せないケイタの様子が映し出されていた。 どこか似た者同士の2人は、今後どのような関係性になっていくのか。第3話は1月27日(土)の夜11時から放送予定となっている。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部 ※しずる・KAZMAの「Z」は正式にはストローク付き表記