スプレーギク新品種選抜 富山県南砺市園芸植物園、商品化へ絞り込み
富山県南砺市園芸植物園(同市柴田屋・福野)は11日、同園でスプレーギク新品種の選抜会を開き、選抜委員が商品化する新品種を絞り込んだ。新品種は14日に同園で発表し、来年5月から販売する。 同園で栽培するスプレーギクは年2回、審査を行い新品種を選んでいる。全国的に人気が高く、これまで79品種を開発した。南砺ブランド商品として、全国への販売向けに常時26品種をそろえ、新品種が決定すると既存の品種と入れ替えている。 この日は5月に種をまいた6千本を対象とする1次選抜と、5月の選抜を通過した品種から選ぶ2、3次選抜を行った。齊藤宗人副市長や大西毅彦園長らが、花の色の鮮明さや房のまとまり、花数などを基準に審査した。