ビルヌーブ監督は核戦争を題材にした新作も準備中

　米ワーナー・ブラザースが2026年12月に公開する未定の新作が、“ドゥニ・ビルヌーブ新作”に置き換わったことで、「デューン」3部作の完結編が公開されるのではないかという憶測が飛び交っている。 　米Deadlineは、情報筋の話として、ワーナーとレジェンダリー・ピクチャーズが「DUNE デューン　砂の惑星」「デューン　砂の惑星 PART2」に続く壮大なフィナーレを期待して、26年のホリデーシーズンを確保していると報じた。 　今年1月にビルヌーブ監督は、フランク・ハーバート著「デューン　砂漠の救世主」の映画化を持って映画版を締めくくる準備をしていることを語っている。一方で、アニー・ジェイコブセンのノンフィクション「Nuclear War: A Scenario」を下敷きに、核戦争が勃発した場合に何が起こるのかを描く作品も準備中だ。 　ティモシー・シャラメ主演による映画シリーズ第2作「デューン　砂の惑星 PART2」は、北米で2億8210万ドル、全世界で7億1140万ドルの興行収入を記録し、現時点で2024年最大の実写映画となった。ワーナー・ブラザースは、スタジオ屈指の記録的なスピードで、世界興収10億ドル突破の一番乗りを果たした。