食堂前で学生にポケットティッシュを配布し、選挙を啓発する佐藤さん（右）

　衆院選の期日前投票が始まった１６日、福島県会津大短期大学部産業情報学科の学生が会津若松市の学内で選挙啓発を繰り広げた。学生がデザインしたトレーマットで学食を提供したり、啓発グッズを配布したりして投票を呼びかけた。 　高橋延昌教授のゼミに所属する佐藤遥さん、長谷川桃子さん、本多楓さん、八百板姫良さん（いずれも２年）の４人。今年２月に県選管委の「県選挙啓発サポーター」に登録され、啓発グッズとして選挙の流れなどを紹介するトレーマットを制作した。 　この日は県選管委会津地方事務局と共に食堂前で学生や教職員にポケットティッシュを配布した。食堂では同日から４人がデザインしたトレーマットを使って料理を提供している。佐藤さんは「自分たちのデザインを見て、同世代の人にも投票に行ってほしい」と話した。