重賞2勝馬マスクトディーヴァが屈腱炎で電撃引退 昨年秋華賞で3冠牝馬リバティアイランドの2着
昨年のローズS、今年の阪神牝馬S覇者で、牝馬重賞戦線で活躍したマスクトディーヴァ(牝4歳、栗東・辻野)が屈腱炎を発症し、引退することが18日、分かった。繁殖入りする。所属する社台サラブレッドクラブがホームページで発表した。 今秋はエリザベス女王杯を目標に府中牝馬S(3着)で始動していたが、前走後にエコー検査を行ったところ、左前肢のつなぎの部分に屈腱炎が見つかった。全治に1年以上の長期休養が必要な重度なものだったため、関係者で協議した結果、現役引退と繁殖入りが決まった。 同馬は祖母に重賞3勝馬ビハインドザマスクを持つルーラーシップ産駒。昨年のローズSを1分43秒0という破格のレコードで勝利し、重賞初制覇を飾った。続く秋華賞では3冠牝馬リバティアイランドの2着に好走していた。