暴行容疑で72歳の男を逮捕した札幌東警察署

　20日午後、札幌市東区にある共同住宅で、60代の妻の肩をゴボウで殴打したとして、72歳の男が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区東苗穂の72歳の無職の男です。 男は、20日午後０時20分ごろ自宅で、60代の妻の右肩をゴボウ数本が入った袋で殴り、暴行を加えた疑いが持たれています。 殴られた妻にけがはありません。 警察によりますと、当時２人は、台所にあった花瓶の片付けなどをめぐって口論となり、腹を立てた男が犯行に及んだということです。 自宅にいた息子が暴行を目撃し「父親が母親を殴った」と警察に通報。 すぐに警察が駆け付け、現場の状況などから男の犯行を確認し、その場で逮捕しました。 取り調べに対し、72歳の無職の男は「妻を脅そうと思ってゴボウを振り下ろしたら肩に当たった」などと話しているということです。 これまでに、この夫婦をめぐる相談歴やトラブルはないということですが、警察は男の暴力が他にもなかったかなど当時の状況を詳しく調べています。