田原総一朗氏「トゥナイト」名物司会者を悼む ドラマ「不適切にも」で阿部サダヲ欠かさず視聴で話題
ジャーナリストの田原総一朗氏が6日、Xを更新。自身も出演していた昭和の伝説的深夜番組「トゥナイト」に出演していた利根川裕さんの訃報に触れ、「トゥナイト」の良さを語った。 利根川さんは1月29日に亡くなっていたことが分かった。96歳だった。「トゥナイト」の名物司会者で、落ち着いた物腰でテレ朝の「深夜の顔」として存在感を発揮していた。 田原氏は「利根川裕さんには『トゥナイト』で大変お世話になった。僕がテレ東を辞めフリーになって初めてのレギュラー出演番組が『トゥナイト』だった」と悼んだ。 そして当時の「トゥナイト」について「小森和子さんの映画紹介、山本晋也監督のきわどいレポート、時事問題などを放送する大人の深夜情報番組だった」と説明。そんな番組を長年引っ張った利根川さんを「利根川さんの品と教養とユーモアが素晴らしく、僕はそんな利根川さんがとても羨ましかった」ともつづった。 「トゥナイト」といえば、TBS系の新ドラマ「不適切にもほどがある!」で、令和にタイムスリップした市郎(阿部サダヲ)が、ことあるごとに「昭和に帰ってトゥナイト見た~い」などと言い、「トゥナイト」のヘビー視聴者であることを明かし、話題となっていた。