『厨房のありす』竹財輝之助、心護(大森南朋)の元恋人役に 酒江倖生(永瀬廉)の他界した父か
俳優の門脇麦が主演を務め、King & Princeの永瀬廉が共演する、日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』(毎週日曜 後10:30)の第5話が、きょう18日に放送された。八重森心護(大森南朋)が八重森ありす(門脇)の親になるきっかけが明らかになった。 【番組カット】若かりし日…手をつなぐ大森南朋&竹財輝之助 今作は、玉田真也氏が脚本を務めるオリジナル作品。自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人・ありすが、人とのコミュニケーションが苦手など、さまざまな生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と大好きな化学の理論をもとに、おいしくてやさしい料理を作る。生きづらさを抱えた登場人物たちと、明るく互いを支え合い、温かい言葉とご飯で絆を結ぶ物語。 恋愛の“好き”という気持ちを知りたいありすは、心護に「お父さんには、好きな人はいましたか?」と聞く。すると、心護はかつての恋人・十嶋晃生(竹財輝之助)との思い出を語る。 子ども好きの晃生は、ゲイカップルでも子どもを持てる未来を信じ、その影響で心護はありすを引き取り、親になることを決心した。一方、晃生は周囲にゲイであることを伝えられず、親のすすめで女性と結婚した。今より偏見が強い時代で心護には悲恋だったが「ありすとこうして一緒にいられるのは、晃生のおかげだって、今でも思う」とありすに伝える。 そして、晃生の命日に心護は墓参りをする。そこに、仏花を携えた酒江倖生(永瀬廉)が現れ「晃生を…お父さんを殺したのは僕だ」と口にする。 竹財が演じる晃生は、倖生の父ですでに他界している。もともと五條製薬の研究員で、心護の恋人だったが、周囲にゲイであることを告白できず、女性と結婚。真面目で不器用だが心優しく、その分傷つきやすくもある。 竹財は「今回お話をいただき尊敬する先輩方と共演させていただけてすごく幸せです」と喜びのコメント。「心護の過去に関わる人物ですが、僕も皆さまと同じでこの先どういった物語なのか台本が届くのを心待ちにしております。『ありすのお勝手』に行けなさそうなので残念でなりません。よだれを我慢しつつ、皆さまと一緒にテレビの前で堪能いたします」と伝えた。