「エリア内に入れば得意なミドルシュートを持っている」

東京Vに新天地を求めた山田。活躍に期待だ。写真：福冨倖希

　１月14日、東京ヴェルディが新体制発表会を開催。新加入選手が紹介されるなかで、「ヴェルディを勝たせます！」と自信に満ち溢れた表情で挨拶したのが、京都サンガF.C.から加入した山田楓喜だ。 【PHOTO】10番は千葉から加入の見木友哉！J１定着を目指し、東京Vが新体制発表会を実施！ 　発表会後の囲み取材で、その真意を訊かれた山田は、「自信がないとそういう発言はできないし、自分に自信を持っているからこそ移籍してきました。勝たせる準備をしてきているので、自分を出したい」とコメント。 　さらに、「自分はあまりプレッシャーを感じないタイプなので、自分が伸び伸びやることで、チームを勝たせられると思っています。楽しみながらやりたい」と笑顔で語った。 　右ウイングを主戦場にする山田は、「他の人が持っていない左足」を自身の強みに挙げる。 「自分で何かできるわけでも、一人で打開するプレーヤーでもなく、周りを上手く使いながらシンプルにプレーしつつ、ペナルティエリア内に入れば得意なミドルシュートを持っているので、今まで積み上げてきたものを見せたい」 　パリ五輪世代の注目アタッカーは、新天地でさらなる飛躍を遂げられるか。 取材・文●金子徹（サッカーダイジェスト編集部）