恩師は疑問…。シャビ・アロンソのリバプール監督待望論に「優れた監督は他にもたくさんいる」
2015年10月からリバプールの指揮を執るユルゲン・クロップ監督は、23/24シーズン限りで退任することを発表した。英メディア『エンパイア・オブ・ザ・コップ』は、元リバプール監督ラファエル・ベニテスが後任監督候補に上げられているバイエル・レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の就任に警戒感を示していると報じた。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! 現在レバークーゼンの指揮官であるアロンソに対しては、現在今後の去就に関して様々な報道が出ている。中でも今季限りでリバプールの指揮官を退任するクロップ監督の後任の有力候補として、多くのメディアが同氏の名前を上げているところだ。 リバプール監督時代にアロンソを5年間に渡って指導したベニテス氏が下した彼に対する評価について、アメリカメディア『The Athletic』のインタビューを引用する形で次のように報じている。 「彼はとても良い仕事をしている。(アロンソは選手時代に)良いコーチのいる良いチームに所属してきた。彼は頭がよく、所属したチームの監督全員からさまざまなことを学んだ」 このようにアロンソを高く評価しているベニテス氏だが、単純に人気があるからという理由でリバプールの後任監督に指名することには警戒感を示している。 「現時点ではアロンソの周りでメディアが騒いでいるが、注目をそれほど受けていない優れた監督は他にもたくさんいる」と指摘する。さらに、「SNSで何がトレンドになっているかではなく、必要な特性と、チームが望む安定と道を選択する必要がある」と、古巣に対して警告のコメントを残している。
フットボールチャンネル編集部