「まる子」声優・TARAKOさん逝去 『ちびまる子ちゃん』初回から34年…今年に入り病と闘いながら仕事
『ちびまる子ちゃん』で「まる子」役を演じ続けてきたTARAKOさんが、2024年3月4日(月)未明に亡くなっていたことが分かりました。 【画像4枚】TARAKOさんと『ちびまる子ちゃん』のキャラクターたち TARAKOさんは1990年1月7日に放送を開始した『ちびまる子ちゃん』の初回から、34年間にわたって「まる子」役を演じてきました。 所属事務所によると、今年に入り、病と闘いながら仕事をしていたというTARAKOさんでしたが、容体が急変し、4日未明に亡くなったということです。 葬儀は近親者のみの家族葬で執り行われたということで、後日、お別れの会を検討しているということです。
TARAKOさんの歩み
TARAKOさんは1981年『うる星やつら』で声優デビュー。 また、1990年1月放送開始の『ちびまる子ちゃん』で主人公「まる子」役を、現在に至るまで約34年間にわたり担当しました。 その他にも、『まじかる☆タルるートくん』の「タルるート」役など、多くのアニメで声優として活躍。 またナレーターとしても、テレビ番組やCMなど数多くの作品で活躍しました。 2016年、人気ゲーム『ダンガンロンパ』の「モノクマ」役を、ドラえもんの声優・大山のぶ代さんから引き継ぎ、話題を呼びました。 2018年、『ちびまる子ちゃん』の原作者さくらももこさんが亡くなった際には、お別れの会で弔辞を担当。 TARAKOさんは、さくらさんへ「私の人生の半分はまる子。こんな恩人に何のお礼も出来なかったのが…」と語りかけていました。 また、さくらさんへの弔辞を、「まる子」として表現。 「大人になって天使になって天国へ行く私へ。 そっちでもたまにまる子書いてよね。生まれ変わってもきっとずっと。 私は小さくて丸くておっちょこちょいで、プリンが好きで、百恵ちゃんが好きで、マンガが大好きな…さくらももこです。またね。」 とさくらさんに呼びかけていました。 ©さくらプロダクション/日本アニメーション
めざましmedia編集部