楽天・今江監督、「うれしいです」逆転勝ちで大敗劇の雪辱果たし「チームが攻める気持ちを出してくれた」
◇5日 ソフトバンク1―5楽天(みずほペイペイドーム福岡) 楽天がソフトバンクに逆転勝利。45日前の「21失点」の悪夢を振り払った。1点を追う4回無死一、三塁で鈴木大が右翼席に逆転の2号3ランを放ち、これが決勝弾となった。 今江敏晃監督は「普通にやっても厳しい戦いになるのは分かっていた。チームが攻める気持ちを全体的に出してくれた」。投げても先発の早川が再三にわたってピンチを招きながら6イニング7安打1失点と力投し、自身4連勝で今季5勝目を飾った。 チームは前回の福岡遠征で顔に泥を塗られた。5月21日のソフトバンク戦で球団ワースト2位の21失点を喫し、試合も零封負け。大敗劇の雪辱を果たし、指揮官も「うれしいです」と本音を漏らしたが、油断は禁物だ。 「少しでも引く態勢を見せたら相手に”ひと飲み”にされる」。まだ借金は「3」。謙虚な姿勢で連勝を狙いにいく。
中日スポーツ