「高校日本一」後輩へ託す 花巻東女子硬式野球部 応援に感謝 好成績報告
全国大会で輝かしい成績を収めた花巻東高校女子硬式野球部の3年生らが3日、花巻市役所に上田東一市長を表敬訪問した。第28回全国高校女子硬式野球選手権大会準優勝などの戦績を報告し、市民の応援に感謝するとともに、「日本一」の目標を後輩たちに託した。 同部は同選手権大会で5勝を挙げ、8月3日に阪神甲子園球場で行われた決勝に初めて進出。9月7、8の両日に同市で開かれた第2回女子硬式野球イーハトーブはなまき大会では初優勝を飾った。 同28、29の両日に長野県で開催された松本ローズカップでも準優勝するなど、創部5年目にして目覚ましい活躍を見せており、佐々木秋羽主将、千葉穂乃果投手(ともに3年)は高校女子選抜メンバーとして同23日に元メジャーリーガーのイチローさん率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と東京ドームで対戦した。 市役所には小田島順造校長、三鬼賢常総監督、沼田尚志監督、齋藤照美顧問、佐々木主将、千葉投手、加倉陽奈季副主将、菅澤陽向投手、天久花音一塁手(いずれも3年)が訪れた。