“すべてはチャイムの音から始まった”日常の異変から、世界が崩壊していく物語 黒沢清監督の新作中編映画『Chime』が8月劇場上映
第74回ベルリン国際映画祭公式招待作品、黒沢清監督の映画『Chime』が、8月から劇場上映される。 本作は、配信プラットフォーム・Roadsteadオリジナル作品第1弾。「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた、黒沢清監督の新作中編が、Roadsteadでの限定販売を経て劇場上映される。 監督自身が「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」と語る本作で描かれるのは、ホラーでもサスペンスでもない、どのジャンルにも属さない“黒沢清らしさ”に溢れる恐怖。主演は、吉岡睦雄。名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演してきた吉岡が、黒沢清監督作の初主演を飾る。 料理教室の講師として働いている松岡卓司(吉岡睦雄)。ある日、レッスン中に生徒の1人、田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不思議なことを言い出し、驚くべき行動に出る。すると、松岡の周囲で次々と異変が起こり始め‥‥。 映画『Chime』は、2024年8月2日(金)よりStranger他全国順次劇場上映。
otocoto編集部